KBC九州朝日放送「タグるヨル」で紹介されました
目次
バンブーワームとは

今回ご紹介するのはタケツトガと呼ばれる蛾の幼虫「バンブーワーム」です。竹を食べて育つことから、中国の方では「竹(BAMBOO)」の「虫(WORM)」と書いて「竹虫」と呼ばれています。タイの方では「ロットドゥアン」という名前で呼ばれており、北部にあるチェンマイでは有名な食材です。
そんなバンブーワームは一体どんな味がするのか、実際に食べながら説明したいと思います。
バンブーワームの味をチェックしよう

上の写真は、bugoomで販売しているバンブーワームを開封した様子です。袋から出てきたもう1つの袋を開けると、その瞬間竹のように爽やかで甘い香りがフワッと広がります。虫という食材は食べるものによって風味が変わるといわれていますが、竹を食べて育つバンブーワームの香りが、まさにそのことを体現しているのではないでしょうか。

乾燥させたバンブーワームは、フワッとした柔らかい食感が楽しめます。他の成虫のように翅や脚が口の中に残ったり、虫を彷彿させるような舌触りもないので、初めての方でも口にしやすいと思います。袋を開けた時のように、竹の香りが楽しめるのも魅力の1つ。海外のバンブーワームは油で調理されたものが多いのですが、本商品は油を使っていないので、バンブーワームそのものの風味が感じやすいのかもしれません。
味そのものは非常に淡泊ですが、ケチャップやマヨネーズなど主張の強い調味料を使うとバンブーワーム本来の風味が損なわれてしまうので、シンプルに「塩」を足して香りと共に楽しんだ方が良いかと思います。また、バンブーワームの香りは料理の風味付けにも利用することができます。別記事にはなりますが、バンブーワームを使ったレシピも公開していますので、もしご興味がおありでしたらご覧になってください。
バンブーワームをオススメする理由

人は、その食材が安心して食べられるものかどうか判断するときに「匂い」を嗅ぎます。このときに悪臭や刺激臭がすると、その食べ物が安全ではないと判断して避けるようになりますが、美味しそうな香りがすると、警戒心が解けて興味を示すようになります。昆虫食にも同じようなことがいえて、初めて虫を食べた人が「え、こんな香りがするんだ」と驚かれることが多いです。そうしたケースの中でも、とくに香り良いことで評価の高い昆虫が、今回ご紹介したバンブーワームです。
味にクセがなく食感も楽しいバンブーワームは、食べている途中に「ゲテモノ」を感じるようなこともありません。
昆虫食に興味はあるけど、口に入れる勇気はない…という方は、ぜひ一度、バンブーワームの香りを体験してみてください。
▼バンブーワームのスナック
https://bugoom.jp/worm/item_3379.php?child=3411