昆虫食の魅力を広めたい
国際連合食糧農業機関(FAO)によると、人間は1.990種類以上の昆虫類を食べているそうです。
日本でもイナゴやざざ虫・蜂の子など、昆虫を食べる文化がありますが、駆除や殺虫の対象となることが多い日本では、
昆虫を食べるなんて考えられないという方が多いかと思います。
実際に昆虫食を購入している方の多くは、罰ゲーム用のアイテムとして昆虫食を利用していて、
高い栄養価や美味しさを求めて購入する方は少ないというのが現状です
そこで私たちは、昆虫食本来の魅力を知っていただくために「bugoom(バグーム)」というブランドを立ち上げました。
Bug(昆虫)のBoom(発展)を願って
bugoomとは、昆虫(Bug)と発展(Boom)を組み合わせた造語になります。
昆虫が肉や魚、野菜と同じように食卓に並ぶ未来を願い、このように名付けました。
「ゲテモノ」といったネガティブなイメージがまだまだ多い昆虫食ですが、それを払拭するだけの魅力はたくさんあります。
例えば、私たちが口にしているお肉には、約30%ほどの蛋白質が含まれているといわれていますが、コオロギパウダーに含まれる蛋白質の量は約75%、お肉を上回る蛋白源といえます。
牛・豚・鶏は温室効果ガスのメタンを排出しますが、昆虫から排出されるメタンは微量で環境に優しいのも魅力の1つです。
さらに、少ない飼料と狭いスペースでの養殖が可能なので、人口増加に伴う食糧難にも十分に対応できる可能性を秘めています。
そして何よりもお伝えしたいのが、昆虫食は意外と美味しいという事実です。
昆虫を食べるなんて考えられないと仰る方も、いざ口にしてみると「こんなに美味しかったんだ」と驚かれます。美味しく楽しめる食材が未来の食糧危機を救ってくれるというのは、とても素敵なことではないでしょうか。
そんな昆虫食が当たり前のように食べてもらえる未来を願って、bugoomは今後とも全力を尽くして参ります。