【大名店】閉店のお知らせ
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乾燥カブトムシを粉砕する
硬い外骨格で覆われたカブトムシは、しっかり咀嚼しても翅や脚が口の中に残りやすい食材です。こうしたカブトムシの課題を「揚げる」以外の方法でクリアしてみようということで、完全にただの思いつきですが、パウダー商品のように粉末にしてみることにしました。
早速、通販で購入したミルサーにbugoomのカブトムシを投入。モーターの「キュイイイイィィーン」という回転音と、カブトムシが「ゴリゴリ」と削られていく音が部屋中に響き渡ります。すごく大きな音だったので、細かく粉末化できたかなと思っていたのですが、ところどころ破片のようなものが残っていました。(画像が粗くてすみません。)
細かい破片を取り除けば麺やパンの生地に塗り込むこともできましたが、今回はこのカブトムシからエキスを抽出した飲み物を淹れてみたいと思います。
熱湯でカブトムシエキスを抽出
コーヒー用のフィルターに粉砕したカブトムシを入れて、沸騰したお湯を少しずつ注いでいきます。カブトムシエキスが抽出された液体は黒っぽくなるのかなと思っていたのですが、綺麗に透き通ったキツネ色になりました。
さっそく飲んでみると、それほど苦味はなく、ほのかに旨味が感じられます。思ったよりも飲みやすい。カブトムシ特有のツンとするような香りも少し優しくなったような気がして、どこか「しいたけ茶」を彷彿させるような味の飲料になったかと思います。ただこれは飲料として味わうよりも、お出汁として使った方が楽しめるかもしれません。出汁パックに詰めて冷凍保存すれば日持ちしそうですし、そばやうどん、煮物など相性が良さそうな料理はたくさんありそうです。カブトムシのスナックは、そのまま食べるほかに、今回ご紹介したような楽しみ方もございますので、この機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか。
▼カブトムシのスナック
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